伯父 身罷りてより一年
『夏も真盛りなりて 梢に啼く蝉の声は遠き昔と変わらねど 移ろい変わる人の世は生緒一度絶えぬれば 花咲く春の来るとも 幾度歳の巡るとも 生きて再び帰り来ぬ この現世の人の世は阿波礼悲しき運命なり 思うに任せぬ世なりけり・・・』(本日の祭詞の一節から)
新盆前の伯父の一周年祭、恙なく務め終え候 一年の歳月はいと早きもの 人の一生もさらなり
直会の席では従兄弟に囲まれ、先の譲位問題やら日頃の飲み過ぎの話しまで、熱く広く会話に花が咲き、これも伯父のお引き合わせのことと感謝の御酒を存分シコタマに五臓六腑にしみ込ませ候
◆一周年祭の祭壇
◆祭詞奏上 謹んで真心こめて斎主として奉仕申し上げました
◆祭主(まつりぬし)の伯母 玉串拝礼
◆華道の師範でもある祭主の伯母による左右一対の献花