top of page
◆結婚式
神前結婚式は神様の大前で行われる日本古来の伝統的な挙式スタイルで、新郎新婦を祝福し両家が子々孫々
繁栄するようにとの願いが込められています。
神前式は、神殿にて行われる日本古来の伝統的な挙式スタイルで、明治33年5月10日、当時皇太子であられた大正天皇と九条節子姫(貞明皇后)が宮中の「賢所」で行われた結婚の儀が起源で、翌34年に日比谷大神宮(現東京大神宮)で行われてから全国的に普及していきました。
現在では男女の自由恋愛が当たり前で、当人同士の意志で結婚を決めるケースが多くなっていますが、少し前まではそうではありませんでした。我が国独特のものといえますが、婚姻は当人同士よりむしろ「家と家」の結びつきに重きが置かれていました。
そのため、古くから伝わる結婚・婚姻のしきたりには、当人たちを祝福するのはもちろんのこと、家と家の新しい結びつきを祝い、両家の家系が子々孫々まで絶えることなく繁栄するようにとの願いが込められています。
新郎新婦、また親族同士が結びつくという考え方にのっとり、「三々九度の盃(さんさんくどのはい)」(盃を重ねることによって「家と家」の固い絆を結ぶ)を交わし、「玉串拝礼 (たまぐしはいれい)」 (=玉串にふたりの心を乗せて神に捧げる)」などの儀式を通して、神にふたりの結婚を報告します。
bottom of page