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◆亀山大神とともにあなたの産土神に・・・

 当社のご祈願では亀山神社にお祀りされている御祭神のほかに、願主がお住まいになっている産土神(うぶすなのかみ)を遙かに拝み、日々健やかに安らかに生活をはじめ、常に見守ってくださっていることへの感謝を言の葉に表し、真心をこめて神々に願意をお届けいたします。

 また、交通安全祈願であれば御祭神の宗像三女神を始め、交通安全に関係する道長乳歯大神、道俣大神、猿田彦大神など、

着帯祭とも称す安産祈願であれば伊邪那岐大神、伊邪那美大神、子安の大神と讃え奉る木花開耶比売大神、息長帯比売大神

にも併せてご祈願しております。

 それぞれのご祈願に合わせて神話に由来する御神徳を讃えてお願いすることも意味のあることですが、何よりも産土神への

感謝と祈りは最も大切なことであります。

 あなたが住む地域を「母親の愛」の如くに広大無辺な慈悲深さで守ってくださるのが産土神』であり『産土神社』です。

 社殿やご神域の佇まいが自分好みである神社、あるいは氏神さまには神職が留守という場合もあるでしょう。または神社の

宮司さんと懇意であるために脚を運ばれるということもあるかも知れませんし、それを否定するものではありません。

 それら崇敬神社の神様は「親切なおじさん&おばさん」に似た関係であると言えます。

 崇敬神社でご祈願をされた場合にも、その帰り道や日を改めて産土神社を訪ね、心静かに手を合わせて日頃の感謝や祈りを

捧げたいものです。きっと産土神はご覧になっておいでですよ・・・

【産土神と氏神】

 現在は地域の神様を総称して氏神さまと言われますが、本来は

   産土神 ・・・ その土地にお鎮まりの神様(地縁的な神様)

   氏 神 ・・・ 遡ると血縁でつながる祖先神(血縁的な神様) 例:藤原氏、源氏、平氏などのように

です。神社や神職も氏子・崇敬者の皆さんに対して「氏神さま」と言っておりますので、気にされることはありません。

 なお、神社神道最大の信仰の中心地であり、神社本庁包括下の全ての神社が本宗(ほんそう)と仰ぐ伊勢の神宮は、

皇祖(皇室の祖先神)であると同時に日本人全員の総氏神さまでもあり、言い換えれば『日本国の氏神』でもあります。

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