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◆厄除祭(厄祓い)

 厄年とは、五行思想に基づいて太古からの暦と照らして災障(災難や障り)が身にふりかかり易い運気の

 星回り(年回り)りとされ、神々のご加護により厄難や災障からお守りいただくよう願うお祭りです。

 男性の42歳、女性の33歳は特に大厄中の大厄と言われ気にされる方も多い年回りですが、我が国は「言霊の幸う国」とも言われ言葉が発する力を信じたり、語呂合わせ(ごろあわせ)などのことば遊びもなされてきました。

 42はシニ=「死に」の年、33はサンザン=「散々」な目に遭うなどと忌み畏れられ、特に厄祓いをされます。

 暦に基づく大厄(本厄)とは『北』に回る星回りで、確かに42歳や33歳の年もになる年です。

 しかし、暦上で大厄と考えられるのは北に位置すること。また、愛する大切なご家族の厄難や異変もご本人にとっては厄ということが言えます。

 暦では、一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫という五行思想に基づき配置され、北に入る年は大厄、

その翌年は必ず艮(東北:鬼門)に入るので後厄とされてきました。現在は「前厄」なるものが存在していますが、その年は

南に入る年ですから、暦を根拠に考えればむしろ善い年と考えられます。

 また中央に入る年は四方八方を囲まれる「八方塞がり」と言われ、これも大厄の一つと言われます。

 東北(鬼門・表鬼門)と中央、そして裏鬼門が西南に当たり、これを結ぶ線を「死線」と呼ばれ忌み嫌われてきました。

 南に入る年は一般的に「前厄」とされますが、暦から紐解くと説明のつかない何ら根拠のないものと考えます。しかし、

それを気にされることはむしろ精神的にも不健康ですので、ご依頼があれば前厄の厄祓いもお受けしております。

 本厄(北)に回る年回り 6歳 15歳 24歳 33歳 42歳 51歳 60歳 69歳 78歳 87歳 96歳 105歳

 後厄(西南)   〃  7歳 16歳 25歳 34歳 43歳 52歳 61歳 70歳 79歳 88歳 97歳 106歳

 八方塞がり(中央)〃  1歳 10歳 19歳 28歳 37歳 46歳 55歳 64歳 73歳 82歳 91歳 100歳

 

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厄除け
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