十人十色のスタイル
①ピンマイク派、ハンドマイク派。 ②既存テキスト派、オリジナル派。 ③スーツ派、白衣白袴派。
そのスタイルは講師によって様々です。 拙者は小心者で照れ屋で緊張しぃなので工夫も必要です(>_<) ”どのスタイルが善くてどのスタイルが悪い”ではなく、肝心なのは如何に伝えたいことが伝わり、理解し習得してもらえるか…
①ハンドマイクは近づけると聞こえる声量が大きくなります。強調したいところはそのように調整でき声のトーンを操れます。(睡眠学習妨害w)
②テキストも既存の専門書を利用される講師が殆どのところ、拙者は自身の経験と自身の言葉で話したいので参考書として書籍も購入して頂きつつ、オリジナルのレジュメを作成し使用しています。
③服装は担当が『宮中祭祀』ということもあり、大御心を体して神職の初心、原点に立ち返って話す意味でも真っ白な心でと白衣白袴というイデタチです。
祭式という作法以外の講義で白衣白袴なのは潮親子ぐらいのようです(^_^;) ①~③のいずれをとっても少数派。やはり相当な傾奇者のようです(笑)
天皇の「私的行為」と位置づけられる「祭祀」ですが、身はいかになろうとも『国安かれ 民安かれ』と国家の安寧、国民の幸福、世界の平和を何事にも優先されているのが「宮中祭祀」です。 その御精神は順徳天皇が著された『禁秘御抄』の「先ず神事 後に他事」にあり、歴代天皇が脈々とお受け継ぎになっています。
今月初めから約一ヶ月に亘って直階(神職になるために必要な最低限の階位)階位検定講習会が開催されており、20代から70代までの既に神職資格を有する幅広い層の方が受講されています。 この猛暑の中、仕事や家庭を犠牲にして受講されいる皆様に深く敬意を払うとともに、漏るることなく落つることなく、全受講者揃って全課程を修了されることを祈っています。